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㈱谷中田美術作業日誌

yachudaart.exblog.jp

弊社の仕事を紹介します

谷中田美術で扱う作業に工芸美術の展覧会が数多くあります。工芸美術は主に陶磁器・漆・木工・染色・七宝・革・紙などの色々な種別があり、作品も壊れやすい繊細な物が沢山あります。しかも大きな公募展ともなると800点近くの作品を整理整頓して陳列する作業になり、大変気を遣い破損事故無く作業するには、長年の知識と経験が不可欠です。しかも特別な場合を除いて、公募展は会場設営・陳列作業は1日間で完了しなければなりません。

今回は東京都美術館で開催された工芸美術展の陳列作業を紹介します。
(画像は4年前の改装前の東京都美術館です)

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     一時収納庫に作品がギッチリ収められています。
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      陳列台の機材を会場へ搬入します。
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     陳列台を設置していきます。
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      陳列台を仕上げて午前中は終了です。
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     午後からは作品を会場に搬入仮配列します。
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      陳列指導の先生の指示で陳列順番を決定していきます。
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      陳列が完了する頃は午後5時の閉館時間です。
# by yachudakunihiro | 2012-11-26 14:55 | 作業日誌
愛知県名古屋市千草区にある覚王山日泰寺 (かくおうざん にったいじ) は、タイ王国から寄贈された仏舎利を安置するために、創建されました。「覚王」とは、釈迦の別名で「日泰」とは、日本とタイ王国を表しているそうです。このお寺は 超宗派の寺院でどの宗派にも属していない日本で唯一のお寺で、各宗派(現在19宗派が参加)の管長が、三年交代で住職を務めているそうです。この寺院の山門は1986年(昭和61)に建立され、左右に彫刻家・円鍔勝三氏作の阿難・迦葉像が納められています。山門正面向かって左が迦葉尊者、右が阿難尊者で、迦葉尊者は佛弟子中の最長老で釈尊滅後の佛教教団を率いて佛教第二祖となりました。 阿難尊者は釈尊の従弟で晩年の釈尊に侍者として仕えその最後を看取ったそうです。この両像も木彫としてはかなり大きな方で山門に収めるのは大変だったそうです。
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  実際に見ると大変大きな寺院です。山門も、とても立派です。
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  右上の白い上着の方が圓鍔勝三先生です。
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  圓鍔先生の川崎市のアトリエから搬出しています。
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    左が迦葉尊者像で右が阿難尊者像です。
# by yachudakunihiro | 2012-11-25 15:35 | 昔のお仕事
笠松運動公園は茨城県で開催された第29回国民体育大会の主会場として1974年に整備されました。この茨木国体のモニュメントとして1974年(昭和49年)に製作・設置されたのが彫刻家・木内克氏(1892~1977)の「女神像」です。この像もとにかく巨大で台座だけでも6mを超える大きさです。木内先生はテラコッタの作品が有名ですが、この様な巨大な作品も制作していました。この当時は国体開催県はこぞってモニュメントや体育館・競技場を整備したのですが、近年、国体の開催について施設の無駄な整備等や予算の問題が提起され、この様な巨大な記念モニュメントはほとんど制作されなくなりました。今の時代では仕方がないのでしょうが、少し寂しい様な気もします。
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写真中央左の帽子を被っている方が在りし日の木内克先生です。この3年後に先生はお亡くなりになりましたので、最後の大作になってしまいました。
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# by yachudakunihiro | 2012-11-20 12:43 | 昔のお仕事
長崎県立総合運動公園陸上競技場は長崎県諫早市にあり1969年(昭和44年)長崎国体開催の為建設されました。その競技場正面広場に設置されたのが、前長崎国体のモニュメントでもある「創造の女神」像です。作者は長崎県名誉県民・文化勲章受章者の彫刻家・北村西望氏(1884~1987)です。長崎平和祈念像の作者として有名です。この競技場は2014年に長崎県で開催される2順目の国体と施設の老朽化の為2010年に解体され、同じ場所に新たな競技場が建設中です。整備基本計画によるとこのモニュメントなどはまた再利用する様ですので是非残してもらいたいものです。
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陸上競技場前の景色。この頃は何もありませんでした。
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左で帽子を被っているのが先々代社長です。
先々代社長は戦前より北村先生とは親交が深く、北村先生の仕事は数多くさせて戴いたそうです。
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左から2人目が北村西望先生(当時85歳)で、まだ大変お元気な頃です。
北村西望先生は1987年103歳で永眠し、大変ご長寿でした。
# by yachudakunihiro | 2012-11-10 15:14 | 昔のお仕事
1978年(昭和53年)桜で有名な岩手県奥州市水沢公園の後藤新平像設置作業です。作者は文化勲章受章者の彫刻家・朝倉文夫氏(1883~1964)です。元の作品は1930年制作で旧満州大連市に建立されていましたが、その像はソ連軍に破壊されたそうです。1978年に後藤新平記念館建設事業として水沢公園内に再建されました。作品の石膏原型は現在、東京都台東区立朝倉彫塑館に所蔵されています。朝倉氏は大正・昭和を代表する彫刻家で、早稲田大学の大隈重信像などが有名です。朝倉先生も弊社の先々代社長を懇意にして戴いた作家です。
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    作品の大きさは4m80cmで台座を合わせると約8mにもなる巨大な像です。
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    昔の落成式は派手でした、後ろ側には大きな花輪が見られます。
# by yachudakunihiro | 2012-11-05 19:19 | 昔のお仕事
1978年(昭和53年)池上本門寺の仁王像設置作業です。
作者は日本芸術院会員・文化勲章受章者の彫刻家・圓鍔勝三氏(1905~2003)です。圓鍔先生は弊社をとても懇意にして戴き、先々代社長・前社長も大変お世話になりました。この仁王像のモデルはあのアントニオ猪木です。ちなみに池上本門寺には猪木氏の師匠でもあるスーパースター力道山氏のお墓があります。

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圓鍔先生の川崎市のアトリエにて梱包前の仁王像です。スゴイ迫力!
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梱包作業です。この作業は今も昔もあまり変わりはありません。
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僧侶や信者の皆さんで、お出迎えです。
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車両から降ろします。
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トラック脇が弊社前社長、前にいらっしゃるのが圓鍔先生です。
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設置が終わって、「はい、チーズ!」昔懐かしい社員さんたちです。
# by yachudakunihiro | 2012-11-01 18:43 | 昔のお仕事
東京都台東区の谷中(やなか)という町をご存知ですか?
最近は下町ブームで土・日曜日は観光客がたくさん訪れる町です。谷中小学校は先代社長と現社長の母校で今年創立110周年を迎えました、その記念として資料展が開催され資料展の目玉として同じ谷中にある朝倉彫塑館の協力で彫刻作品を借用しました。現在、朝倉彫塑館は耐震補強工事で平成25春迄休館の為、朝倉作品を観覧できる貴重な機会でした。残念ながら10月26日・27日の2日間だけの展示でした。
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谷中は寺町としても有名で数多くの寺院があり、谷中小学校も寺院の様な外観をしています。
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110周年にちなんで、朝倉彫塑館より猫のブロンズ作品11点を借用しました。
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今回は平櫛田中作の獅子頭(上野東桜木町会所蔵)も展示しました。小平市平櫛田中美術館館長の平櫛弘子さんは平櫛先生のお孫さんで谷中小学校の同窓生です。その縁で、谷中小学校に平櫛田中先生より「いまやらねば…」の書額と金100万円の寄付をいただきました。現在その寄付金は、「谷中小学校平櫛田中基金」として谷中小の子供たちの為に大切に活用しています。
# by yachudakunihiro | 2012-10-29 16:17 | 作業日誌
谷中田美術は美術品専門の運送業として1931年(昭和6年)に創業した会社です。
創業した当時は、全国各地の銅像の取り付け設置を主にしていましたが、現在は主に美術展覧会の運搬から搬入・審査の補助・陳列・梱包など展覧会の裏方業務をしています。業種が運送業になりますが、実際には一般貨物を取り扱う運送業とは異なり、美術展覧会の陳列など美術品を総合的に取り扱う特殊な仕事です。

このブログでは弊社の昔の仕事や最近の作業を紹介いたします。
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# by yachudakunihiro | 2012-10-01 08:09 | その他

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