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㈱谷中田美術作業日誌

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弊社の仕事を紹介します

4月6日からは第43回日彫展の搬入が始まりました。場所は現代工芸展と同じく東京都美術館です。日本彫刻会は日展第3科彫刻部門の春季展の様な感じです。出品者は日展第3科とほぼ同じ作家が多数を占めますが、作品は日展出品作品よりは遊び心が感じられる様な気がします。
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     作品が何も無いと広々していますが……
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     翌日には、こんなにいっぱいになってしまいます。
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# by yachudakunihiro | 2013-04-07 14:42 | 作業日誌
4月4日から第35回日本新工芸展の搬入作業が始まりました。場所は弊社です。日工会の搬入審査が終了して直ぐに新工芸が始まりましたので、会社の中は工芸作品で溢れ出しそうです。地震だけが心配です。第35回日本新工芸展は5月15日から国立新美術館で開催されます。
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   作品集の写真撮影も弊社で行います。
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# by yachudakunihiro | 2013-04-05 14:10 | 作業日誌
4月2日より第52回日本現代工芸美術展の搬入が始まりました。場所は東京都美術館です。作品総搬入数も約700点になり日本最大級の工芸美術展です。
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      4月4日からの審査準備も整いました。
# by yachudakunihiro | 2013-04-03 13:55 | 作業日誌
平成25年4月2日は日本陶芸展の陳列作業でした。日本陶芸展は毎日新聞社主催の陶芸の公募展でビエンナーレ方式で2年に1回開催します。今年の1月に作品公募と審査を行い4月に東京展を開催しました。大阪、茨木、九州、愛知と全国を巡回します。東京会場は大丸東京展です。百貨店を会場とした公募展覧会では大変大きな規模です。明日4月3日から9日まで開催します。興味のある方はぜひ見に行って下さい。
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# by yachudakunihiro | 2013-04-02 20:58 | 作業日誌
平成25年4月1日より工芸美術 日工会の審査が始まりました。日工会は日展工芸部門の会派の一つで本年度で22回展になります。搬入・審査会場は弊社谷中田美術本社で行いました。展覧会は6月11日から東京都美術館で開催します。
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# by yachudakunihiro | 2013-04-01 20:15 | 作業日誌
平成25年3月28日から第44回日展福岡展が開会しました。3月25日から27日まで陳列作業をしました。開催会場は福岡市美術館です。日展の全国巡回指定作品275点と東海三県からの出品作品217点の合計492点を展示しました。主催は西日本新聞社です。地元出品の作品が多く特に第2科洋画は年々九州地方の入選者が増えています。したがって陳列壁面にも限りがあるので、洋画のみ作品が数点二段陳列になってしまいました。観覧者の皆さんには多少見ずらい陳列になってしまい申し訳ございません。今後、次年度に向けて二段陳列が無い様に仮設壁面の増設等を検討しています。
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福岡市美術館は昭和54年(1979)に開館しました。設計は東京都美術館と同じ建築家ル・コルビュジェの弟子・前川國男です。常設展示室には重要文化財を含む茶道具、古美術、仏教美術、旧福岡藩主・黒田家の美術品などが展示されています。
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     日展グッズ販売の売店も準備完了です。
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      第1科日本画です。
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       第2科洋画です。
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     第3科彫刻です。
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      第4科工芸美術です。
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     第5科書です。
# by yachudakunihiro | 2013-03-29 15:23 | 作業日誌
平成25年3月25日に全陶展鹿児島巡回展の陳列作業をしました。開催会場は鹿児島市の黎明館です。全陶展は昨年の11月東京都美術館で開催され鹿児島での巡回展は初となります。会場もゆったりとして良い展覧会の展示が出来ました。
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     作品搬入口です。
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     作品梱包資材置き場も確保されていました。
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# by yachudakunihiro | 2013-03-27 16:41 | 作業日誌
1958年(昭和33年)名古屋駅前東口正面ロータリーに建造された青年像です。昭和世代の名古屋市民には懐かしい像だと思います。作者は名古屋市出身で日本芸術院会員の彫刻家 野々村一男氏(1906年~2008年)です。この像は戦後から復興した名古屋市の象徴として、昭和32年市営地下鉄が開業した翌年、名古屋駅前に建造されました。名古屋市のシンボルとして長い間、市民に親しまれていましたが地下鉄桜通線の工事の為1984年に撤去されてしまいました。その後、名古屋駅前東口正面ロータリーには市制100周年を迎えた1989年に世界デザイン博覧会に合わせてモニュメント「飛翔」が建造されています。野々村一男氏の青年像は1986年に名古屋市中区の名城公園内に緑に囲まれ移設されて、訪れる市民の目を楽しませています。野々村一男先生と弊社の先々代社長の谷中田國雄は同じ歳(明治39年生まれ)との事で、戦前から大変懇意だったそうです。野々村一男先生はご長寿で2008年101歳で永眠なされました。
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           名古屋駅前の青年像です。
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青年像の原型(石膏像)は名古屋で制作されましたが、写真ではブロンズ像を貨車で運搬しています。ブロンズ像は東京の鋳造所で作製されました。写真は名古屋駅の貨車ヤードです。
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     在りし日の弊社先々代社長の谷中田国雄と青年像です。
# by yachudakunihiro | 2013-03-11 13:46 | 昔のお仕事
前回、仙台市の第4代横綱谷風像の設置を紹介しましたので、今回は大相撲つながりで内閣総理大臣杯を紹介します。弊社の昔の写真を整理していたところ、どこかで見た事があるカップの写真が……。前社長に確認しましたら、約40年程前に弊社でこの内閣総理大臣杯を運搬していたそうです。数年間は各場所を運搬していましたが担当者が変更になり、弊社で運搬する事もなくなりました。現在はどのように運搬しているか気になるところです。ちなみにこの内閣総理大臣杯は、昭和42(1967)年、時の総理大臣佐藤榮作と日本相撲協会時津風理事長(横綱双葉山)との話し合いによって、国技振興のために「内閣総理大臣杯」を幕内最高優勝者に贈ることが決まりました。昭和43年1月場所以降の優勝力士に贈られていて、台座に優勝力士のプレートが貼られるそうです。写真を見ると、まだ優勝プレートが3枚しか貼っていないので昭和43年だと思われます。ちなみに、この優勝杯の重量は40,8キロだそうです。
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# by yachudakunihiro | 2013-03-09 07:50 | 昔のお仕事
昭和46年7月に仙台市青葉区の勾当台公園(こうとうだいこうえん)に第4代横綱谷風像を設置しました。この銅像は等身大で制作されていて当時横綱谷風の大きさを実際に感じる事が出来ます。作者は翁観二先生です。第4代横綱谷風梶之助は、仙台藩・陸奥国宮城郡霞目村(現・宮城県仙台市若林区霞目)出身で江戸時代の大横綱です。大相撲史上屈指の強豪とされ、また力量・人格の面で後の横綱の模範とされました。1778年3月場所初日から1782年2月場所7日目まで、分・預・休を挟みながら江戸本場所で土付かずの63連勝をし、約150年後に双葉山が69連勝を達成するまで最多連勝記録保持者でした。この像は現在も勾当台公園の同じ場所に約40年間建っていますので、仙台に行った際には是非一度見てください。
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# by yachudakunihiro | 2013-03-08 17:07 | 昔のお仕事
平成25年1月25日から第44回日展東海展が開会しました。1月22日から24日まで陳列作業をしました。開催会場の愛知県美術館ギャラリーは愛知県名古屋市東区の愛知芸術文化センター8階にある美術館です。日展の全国巡回指定作品275点と東海三県からの出品作品310点、合計585点を展示しました。主催は中日新聞社です。
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    愛知芸術文化センター内の大きな吹き抜けです。
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    作品の搬入口です。ここから作品を搬入します。
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    売店も準備完了です。
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    第1科日本画です。
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     第2科洋画の準備です。
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    第3科彫刻も陳列完了できました。
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     第4科工芸美術の陳列です。
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     第5科書の陳列風景です。
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    陳列作業も終了して、前夜祭も盛大に行われました。
# by yachudakunihiro | 2013-01-27 14:07 | 作業日誌
彫刻家の神戸峰男先生が日本芸術院会員に就任しました。上野東天紅にて日本芸術院会員就任祝賀会に出席しました。神戸峰男先生は私たち美術関係の裏方にも気軽に声をかけてくれる先生で、弊社も大変お世話になっています。

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    日本彫刻会理事長の市村緑郎先生がお祝いの挨拶をしました。
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    神戸先生の謝辞です。ピンボケでごめんなさい。
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    日本芸術院会員の先生方で鏡割りです。
# by yachudakunihiro | 2013-01-24 16:09 | その他
平成24年12月15日より開催していました第44回日展京都展も1月20日盛況のうちに閉会しました。撤収作業も慎重かつ迅速に行いました、この後も全国を巡回します。次は東海展です。
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# by yachudakunihiro | 2013-01-23 16:07 | 作業日誌
今回は彫刻作品を都内から集荷引き取りをして作品梱包、九州への発送の仕事です。作品の大きさに合わせて木材加工や段ボールで専用箱を製作します。弊社の美術品専用車での配達は予算の関係で不可との事ですので、西濃運輸の混載便での発送になります。したがって梱包もより厳重になります。
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# by yachudakunihiro | 2013-01-13 15:44 | 作業日誌
平成23年9月30日から10月20日まで韓国ソウル市瑞草区の大韓民国芸術院にて「日韓藝術院文化交流展」が開催されました。この頃は、まだ竹島問題もそんなに深刻ではなかったので、韓国との文化交流展なども盛んに行われていました。
この展覧会は日本芸術院の所蔵作品をソウル市瑞草区の大韓民国藝術院ギャラリーにて、韓国芸術院会員の作品と同時展示する、文化交流展でした。日本と韓国から現代を代表する作家の作品約50点を展示いたしました。
日本からは25点の芸術院会員の作品を持ち込みました。輸出入用のクレート箱(木箱)の作製や、韓国への通関作業など、時間的にタイトなスケジュールでとても大変でしたが無事に展覧会を開催出来ました。
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      韓国芸術院です。大変立派な建物です。
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      ソウル市の現地企業SunjinArtと協力して作品を搬入します。
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       日本より運搬した作品は大型作品が多数有りました。
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       韓国芸術院会員の作家の作品です。
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# by yachudakunihiro | 2013-01-10 16:38 | 作業日誌
平成24年12月15日に第44回日展京都展が開会しました。12月12日から14日まで陳列作業をしました。京都市美術館は昭和3年に京都で挙行された天皇即位の記念事業として、関西の財界や多くの市民の協力で「大礼記念京都美術館」との名称で昭和8年に開設された美術館です。
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    美術館の作品搬入口です。立派な扉があります。
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    大正・昭和のレトロな雰囲気を残す美術館です。
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    第1科日本画の会場です。
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    第2科洋画の会場です。開会前なので照明は入っていません。
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     第3科彫刻の会場です。大変広々しています。
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    第4科工芸美術の会場です。ゆったりと陳列されています。
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    第5科書の会場です。
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    開会式には多くの方が集まりました。
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     テープカットの様子です。
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    京都市消防音楽隊も開会式に華を添えてくれました。
# by yachudakunihiro | 2012-12-15 22:36 | 作業日誌
平成24年度の第44回日展も12月9日で閉会しました。この後すぐに、日展の巡回展の京都展が12月15日から始まります。したがって、作品を会場から撤収して京都に運搬して陳列するのに5日間しかありません。気合いを入れ慎重迅速に、作品を撤収搬出して京都へ運搬します。日展の地方巡回展の作品は5科合わせて約300点にもなります。

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    日展閉会日の夜間静まり返った美術館の搬入口にトラックを止めます。
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    この部屋も会場から作品が降りてくると一杯になります。
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     作品運搬用の箱や木枠も準備万端です。
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    作品をトラックに積み込んで京都に出発です。
# by yachudakunihiro | 2012-12-10 15:45 | 作業日誌
谷中田美術の創業者谷中田国雄は1906年(明治39)生まれで1926年(大正15)に20歳で谷中田美術を独立創業しました。その当時は現在のように作業着など無く、はんてんを着用していたそうです。現在弊社に残っている最後のはんてんをご紹介します。
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背紋は谷と美とクニのデザイン、胴回りは美術品取扱店の文字があります。
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     今から60年程前のはんてんを着用していた頃の作業です。
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  弊社創業者谷中田国雄の銅像です。この像でもはんてんを着ています。
   制作者:日展評議員 久保浩
   題名:懐かしい人
   出展:第25回日彫展(1995年)
# by yachudakunihiro | 2012-12-03 16:24 | 昔のお仕事
谷中田美術の作業に公募展に応募した作品の返送梱包があります。
東京都美術館や国立新美術館で開催される公募展は、出品者が自分の作品を直接美術館に自分で搬入する方法と、弊社の様な美術品取扱業者が出品者に委託されて搬入する方法の2種類があります。美術品取扱業者に委託する場合でも、作者のアトリエまで作品を集荷する場合と、作者が自分で作品を梱包して宅配便などで業者に送ってくる方法があります。地方から出品する方たちは、ほとんどが作品を梱包して宅配便で送ってきます。展覧会が終了後、この作品を再梱包して出品者へ返送します。
10月・11月は公募展が数多く開催されますので、弊社での返送梱包も膨大な点数になります。毎日数人がかりで梱包していますが数が多くて・・・・・・・・・がんばりましょう!

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    陶芸関係の公募展の梱包はほぼ完了しました。

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版画系の公募展の返送梱包です。この公募展は約600点の出品があり、その内の約400点が委託返送梱包です。あと少しで終わりそうです。
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# by yachudakunihiro | 2012-11-29 14:50 | 作業日誌
谷中田美術で扱う作業に工芸美術の展覧会が数多くあります。工芸美術は主に陶磁器・漆・木工・染色・七宝・革・紙などの色々な種別があり、作品も壊れやすい繊細な物が沢山あります。しかも大きな公募展ともなると800点近くの作品を整理整頓して陳列する作業になり、大変気を遣い破損事故無く作業するには、長年の知識と経験が不可欠です。しかも特別な場合を除いて、公募展は会場設営・陳列作業は1日間で完了しなければなりません。

今回は東京都美術館で開催された工芸美術展の陳列作業を紹介します。
(画像は4年前の改装前の東京都美術館です)

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     一時収納庫に作品がギッチリ収められています。
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      陳列台の機材を会場へ搬入します。
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     陳列台を設置していきます。
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      陳列台を仕上げて午前中は終了です。
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     午後からは作品を会場に搬入仮配列します。
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      陳列指導の先生の指示で陳列順番を決定していきます。
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      陳列が完了する頃は午後5時の閉館時間です。
# by yachudakunihiro | 2012-11-26 14:55 | 作業日誌
愛知県名古屋市千草区にある覚王山日泰寺 (かくおうざん にったいじ) は、タイ王国から寄贈された仏舎利を安置するために、創建されました。「覚王」とは、釈迦の別名で「日泰」とは、日本とタイ王国を表しているそうです。このお寺は 超宗派の寺院でどの宗派にも属していない日本で唯一のお寺で、各宗派(現在19宗派が参加)の管長が、三年交代で住職を務めているそうです。この寺院の山門は1986年(昭和61)に建立され、左右に彫刻家・円鍔勝三氏作の阿難・迦葉像が納められています。山門正面向かって左が迦葉尊者、右が阿難尊者で、迦葉尊者は佛弟子中の最長老で釈尊滅後の佛教教団を率いて佛教第二祖となりました。 阿難尊者は釈尊の従弟で晩年の釈尊に侍者として仕えその最後を看取ったそうです。この両像も木彫としてはかなり大きな方で山門に収めるのは大変だったそうです。
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  実際に見ると大変大きな寺院です。山門も、とても立派です。
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  右上の白い上着の方が圓鍔勝三先生です。
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  圓鍔先生の川崎市のアトリエから搬出しています。
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    左が迦葉尊者像で右が阿難尊者像です。
# by yachudakunihiro | 2012-11-25 15:35 | 昔のお仕事
笠松運動公園は茨城県で開催された第29回国民体育大会の主会場として1974年に整備されました。この茨木国体のモニュメントとして1974年(昭和49年)に製作・設置されたのが彫刻家・木内克氏(1892~1977)の「女神像」です。この像もとにかく巨大で台座だけでも6mを超える大きさです。木内先生はテラコッタの作品が有名ですが、この様な巨大な作品も制作していました。この当時は国体開催県はこぞってモニュメントや体育館・競技場を整備したのですが、近年、国体の開催について施設の無駄な整備等や予算の問題が提起され、この様な巨大な記念モニュメントはほとんど制作されなくなりました。今の時代では仕方がないのでしょうが、少し寂しい様な気もします。
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写真中央左の帽子を被っている方が在りし日の木内克先生です。この3年後に先生はお亡くなりになりましたので、最後の大作になってしまいました。
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# by yachudakunihiro | 2012-11-20 12:43 | 昔のお仕事
長崎県立総合運動公園陸上競技場は長崎県諫早市にあり1969年(昭和44年)長崎国体開催の為建設されました。その競技場正面広場に設置されたのが、前長崎国体のモニュメントでもある「創造の女神」像です。作者は長崎県名誉県民・文化勲章受章者の彫刻家・北村西望氏(1884~1987)です。長崎平和祈念像の作者として有名です。この競技場は2014年に長崎県で開催される2順目の国体と施設の老朽化の為2010年に解体され、同じ場所に新たな競技場が建設中です。整備基本計画によるとこのモニュメントなどはまた再利用する様ですので是非残してもらいたいものです。
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陸上競技場前の景色。この頃は何もありませんでした。
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左で帽子を被っているのが先々代社長です。
先々代社長は戦前より北村先生とは親交が深く、北村先生の仕事は数多くさせて戴いたそうです。
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左から2人目が北村西望先生(当時85歳)で、まだ大変お元気な頃です。
北村西望先生は1987年103歳で永眠し、大変ご長寿でした。
# by yachudakunihiro | 2012-11-10 15:14 | 昔のお仕事
1978年(昭和53年)桜で有名な岩手県奥州市水沢公園の後藤新平像設置作業です。作者は文化勲章受章者の彫刻家・朝倉文夫氏(1883~1964)です。元の作品は1930年制作で旧満州大連市に建立されていましたが、その像はソ連軍に破壊されたそうです。1978年に後藤新平記念館建設事業として水沢公園内に再建されました。作品の石膏原型は現在、東京都台東区立朝倉彫塑館に所蔵されています。朝倉氏は大正・昭和を代表する彫刻家で、早稲田大学の大隈重信像などが有名です。朝倉先生も弊社の先々代社長を懇意にして戴いた作家です。
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    作品の大きさは4m80cmで台座を合わせると約8mにもなる巨大な像です。
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    昔の落成式は派手でした、後ろ側には大きな花輪が見られます。
# by yachudakunihiro | 2012-11-05 19:19 | 昔のお仕事
1978年(昭和53年)池上本門寺の仁王像設置作業です。
作者は日本芸術院会員・文化勲章受章者の彫刻家・圓鍔勝三氏(1905~2003)です。圓鍔先生は弊社をとても懇意にして戴き、先々代社長・前社長も大変お世話になりました。この仁王像のモデルはあのアントニオ猪木です。ちなみに池上本門寺には猪木氏の師匠でもあるスーパースター力道山氏のお墓があります。

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圓鍔先生の川崎市のアトリエにて梱包前の仁王像です。スゴイ迫力!
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梱包作業です。この作業は今も昔もあまり変わりはありません。
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僧侶や信者の皆さんで、お出迎えです。
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車両から降ろします。
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トラック脇が弊社前社長、前にいらっしゃるのが圓鍔先生です。
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設置が終わって、「はい、チーズ!」昔懐かしい社員さんたちです。
# by yachudakunihiro | 2012-11-01 18:43 | 昔のお仕事
東京都台東区の谷中(やなか)という町をご存知ですか?
最近は下町ブームで土・日曜日は観光客がたくさん訪れる町です。谷中小学校は先代社長と現社長の母校で今年創立110周年を迎えました、その記念として資料展が開催され資料展の目玉として同じ谷中にある朝倉彫塑館の協力で彫刻作品を借用しました。現在、朝倉彫塑館は耐震補強工事で平成25春迄休館の為、朝倉作品を観覧できる貴重な機会でした。残念ながら10月26日・27日の2日間だけの展示でした。
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谷中は寺町としても有名で数多くの寺院があり、谷中小学校も寺院の様な外観をしています。
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110周年にちなんで、朝倉彫塑館より猫のブロンズ作品11点を借用しました。
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今回は平櫛田中作の獅子頭(上野東桜木町会所蔵)も展示しました。小平市平櫛田中美術館館長の平櫛弘子さんは平櫛先生のお孫さんで谷中小学校の同窓生です。その縁で、谷中小学校に平櫛田中先生より「いまやらねば…」の書額と金100万円の寄付をいただきました。現在その寄付金は、「谷中小学校平櫛田中基金」として谷中小の子供たちの為に大切に活用しています。
# by yachudakunihiro | 2012-10-29 16:17 | 作業日誌
谷中田美術は美術品専門の運送業として1931年(昭和6年)に創業した会社です。
創業した当時は、全国各地の銅像の取り付け設置を主にしていましたが、現在は主に美術展覧会の運搬から搬入・審査の補助・陳列・梱包など展覧会の裏方業務をしています。業種が運送業になりますが、実際には一般貨物を取り扱う運送業とは異なり、美術展覧会の陳列など美術品を総合的に取り扱う特殊な仕事です。

このブログでは弊社の昔の仕事や最近の作業を紹介いたします。
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# by yachudakunihiro | 2012-10-01 08:09 | その他

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